2021.01.08
サービス開発応募者と連絡が取れない理由① ~電話が苦手?~
応募者と連絡が取れない理由 ~電話~
今回は「応募者と連絡が取れない」という現象について、なぜ採用の現場で
増加傾向にあるかを「電話」という切り口から説明しようと思います。
企業としては「応募があったから電話しているのに、なぜ電話に出ないんだ…」
と感じている方が多いと思います。
しかし、この数年で応募者のコミュニケーション手段は大きく変化しました。
それによって私たちは現在、
「採用の連絡において【電話】という手段は適していない」と考えています。
なぜ「電話」という連絡手段では応募者と連絡を取れなくなってしまったのか。
それには2つの理由があると考えています。
理由①:応募者は電話が苦手?
若年層を中心に、「知らない電話番号の着信には出ない」人が増えています。
家に固定電話がなくなり、1人1台スマートフォンを持っているため、
友人とLINEやSNSでのコミュニケーションを活発に行う一方で、
「知らない人と電話で話す」機会がなくなったからです。
人事の方であれば「新入社員が電話に出ない」問題を聴いたことがある人も
多いと思いますが、電話に苦手意識を持つ人は4割を超えたという調査結果もあります。
参考記事:【セゾン自動車火災保険調査】
電話に苦手意識を感じる人が約4割 7割弱は非通知や知らない電話番号には出ず
https://saleszine.jp/news/detail/1489
採用担当者としては面接の案内をしようと思って電話をしても、
知らない番号からの着信に出る人は全体的に減少傾向のため、結果として
「応募者と連絡が取れない」という状況が生まれています。
企業が一生懸命、面接の案内で複数回電話をしても、
応募者は出てくれない(むしろ、迷惑に感じている?)可能性が高いようです。
理由②:応募からファーストコンタクトまでの時間
2つ目の理由は「電話」という手段の欠点ともいえる内容です。
それは、「電話」で応募者と連絡をとるには、
「採用担当者が応募者に電話をしなければならない」という点です。
当たり前じゃないか?と思われる方もいるかもしれません。
しかし、現在はWEB経由の応募が全体の8割を超えており、
深夜にも、採用担当者の休日(土日など)にも、応募は入ってきます。
このような応募者に対してタイムリー(すぐ)に反応して、応募者が
望むタイミングでファーストコンタクトをとることは容易ではありません。
しかし実態として、応募後の連絡が「半日以上」を経過すると連絡が取れる率が
落ちるという実態もあり、採用担当者は対応のスピードを求められています。
いつでも応募が入ってくる状態の中で、電話という連絡手段を利用して
応募者の対応をしている限り、対応スピードを速めることは難しいのです。
まとめ
以上が「電話」という連絡手段を使うと「応募者と連絡が取れない」
という現象が起こる理由です。
ではどうすればいいのか?ということを何度も考えて、
企業・応募者の問題を解決するために開発されたのがリクターです。
リクターは企業と応募者のコミュニケーションをスマートフォンを中心として
SMS(ショートメール)とチャットボットにすることで、
応募後すぐに(10分以内に)、
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